タイミングベルト取り付けガイド
タイミングベルトそしてそのtイミングプーリーが併用されており、両方が不可欠であるため、装置を取り付けるときは、タイミングプーリの歯形を一致させて、正常に取り付けることができるようにする必要があります。
1.機械動力を遮断します。
2.それらが同一平面上にあるかどうかを確認します。
X寸法が極力0(ゼロ)になるように調整してください
定規を滑車の側面に当てて、滑車のペアが同じ平面にあることを確認します。
3.軸間隔を狭くする
スライドベース等のボルトを緩め、軸間距離を短くすると、ベルトがプーリに装着しやすくなります。
4.ベルトを張ります。
ベルトの歯をプーリーの歯溝に合わせ、スライド台をゆっくりと引いてベルトを締めます。
ベルトはテンションを掛けていない状態で若干短いため、歯数の多いプーリーではベルトとプーリーが噛み合わない場合がありますので、ベルトとプーリーの噛み合いがずれている部分をなくすようにゆっくり引っ張ってください。
5.ベルトを規定の張力で張る
ベルトを張り、ベルトスパンの中間点(ベルトのプーリに接していない部分)を押して、一定量のたわみ(スパンの16/1000)を作り、この時のたわみ荷重が次の式で求めた値。
6.アライメントの再調整
ベルトを張った状態で、再度定規で位置合わせを確認してください。異常がある場合は、ベルトを外して再度調整してください。
特に片面ベアリングを使用した場合、軸がたわむことがあり、運転中にベルトがベアリングの反対側にたわむことがあります。この場合、あらかじめ軸の平行度を補正してたわみをなくす必要があります。
7. スライドベースが動かないようにしっかりと固定します。
8.エンゲージメントの確認
プーリーをゆっくり回して、ベルトとプーリーが正確にかみ合っていることを確認します。
ベルトが正確にかみ合わない場合は、次の点を確認してください。
①ベルトがきつすぎる、または緩すぎる
②プーリの外径異常(例えば摩耗等により外径が小さくなる等)
③プーリーの形状とベルトの形状が合わない。
タイミングベルト取り付け上の注意
1.同期ベルトを取り付けるとき、2つの同期ホイールの中心距離を移動できる場合は、最初に同期ホイールの中心距離を短くしてから、同期ベルトを取り付けた後に中心距離を再設定する必要があります。テンション ホイールがある場合は、テンション ホイールを少し緩めてから、タイミング ベルトを取り付けてから、テンション ホイールを取り付けます。
2. シンクロベルトをシンクロホイールに取り付けるときは、過度の力を加えないように注意し、シンクロベルトの損傷を防ぐためにドライバーを使用してシンクロベルトをこじらないでください。
3. 同時に、シンクロベルトの初期界面張力を適切なレベルに調整します。
4.同期プーリーを支えるフレームには十分な剛性が必要です。そうしないと、2つの軸が平行にならず、同期プーリーが作動しているときに圧力が不均一になり、同期ベルトの歯が摩耗します。
5.同期ベルト伝動では、2つの同期プーリーの軸の平行度が適切である必要があります。そうしないと、同期ベルトが動作中にずれ、深刻な場合には同期プーリーから飛び出します。
- ポリウレタンタイミングベルト
- 環状タイミングベルト
- オープンエンドタイミングベルト
- ATシリーズタイミングベルト
- Tシリーズタイミングベルト
- STDシリーズタイミングベルト
- HTDシリーズタイミングベルト
- RPPシリーズのタイミングベルト
- TT5シリーズタイミングベルト
- インペリアルシリーズタイミングベルト
- サポートされているポリウレタンフラットベルトシリーズ
- 両面タイミングベルト
- ATNシリーズタイミングベルト
- バッキング付きタイミングベルト
- ファブリック付きタイミングベルト
- タイミングベルトパンチング
- ポリウレタンセルフトラッキングタイミングベルト
- プロファイル付きポリウレタンベルト
- 特殊加工タイミングベルト